先輩の声

2000年入社
1級建設機械施工技士
石倉 一博
1981年生まれ

豊富町と浜頓別町を約58キロに渡って通る「道道84号 豊富浜頓別線」豊成建設本社がある国道40号から温泉地区を経由し、オホーツク方面へ抜けるこの道は、宗谷の中央と東側を結ぶ重要な幹線道路である。

この「豊浜線」の堆雪幅確保の為の橋梁架替工事に共同企業体の一員として豊成建設が携わっており、現場を指揮する入社16年目(2016年9月現在)の石倉に話を聞いてみた。

「自分の育った町を、もっと住みやすく」

生まれも育ちも豊富町の石倉は、地元高校を卒業後、2000年に豊成建設へ入社。以来様々な現場にて経験を積み、2015年に「1級建設機械施工技術士」を取得。現場監督として工事の全行程に携わりながら、次なる目標の「1級土木施工管理技士」の取得を目指して日夜勉強を続けている。

「1級土木施工管理技士」とは

主任技術者や管理技術者として施工計画を作成し、工事の工程・安全・技術の管理を行う国家資格です。

災害復旧の現場でも工事の最高責任者、「監理技術者」として必要とされています。

2015年度の学科試験合格率は55.0% ※日建学院発表資料

受験するには学歴により3年〜15年の実務経験。(指定学科卒業の場合)、または2級取得後5年以上の実務経験が必要

受講内容や受講資格について詳しくは下記をご覧ください。
「一般社団法人全国建設研修センター」 http://www.jctc.jp/exam/doboku-1

豊成建設では資格取得に関する費用や研修等をサポートいたします。

現場監督の仕事内容

・1日の作業指示
・発注元との打ち合わせ
・現場の写真撮影や業務報告書の作成
・下請け業者さんとの連携確認
・工事資材の発注
・現場の安全確保

「安全」と「品質」が最優先

現場監督において、工期の厳守は大切だ。予定通りの工程で進まなければ人件費や、機械のリース代など経費が余分にかかってしまう上、人員の配置などで他の現場へ支障をきたす恐れもある。

「天候によって出来ることが限られるんで工程表を組むのが一番悩みますね」
朝昼晩と週間天気のチェックを欠かさないという。

どんな天気でも対応できるよう、工期には余裕をもたせることを心がけており、「作業員の安全と品質は余裕を持った工期が大事なんです」と話してくれた。

現場監督になって2年目(2016年現在)「難しい場面を乗り越えてきた先輩がたくさんいますので、悩みやわからないことはすぐ聞けるのがいいですね。」

「道を作るということ」

「道北の人たちにとってここ(豊浜線)は重要な道路ですけど、舗装の古い部分や、幅が狭い場所が多いので特に冬場はおっかないんですよね。今の現場はそれの一区間ですけど、少しづつ拡幅され、より安全な道路になって事故とか減ってくれると嬉しいですね。」

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